歯ぐきやその奥の骨(歯槽骨)など、歯を支えるのに必要な歯周組織です。
健康な状態では、歯は「歯の土台」にしっかりと支えられています。しかし、歯周病が進行すると、原因菌が出す毒素によって炎症が広がり、歯を支える骨まで溶かされてしまいます。骨が溶かされると、同時に歯ぐきも下がり、歯を支える力が弱くなっていき、やがて歯が抜けることにつながります。
そのため、今ある歯を守るには、歯ぐきだけでなく、その奥の骨を含む「歯の土台」ごとケアすることが大切です。
あなたの「歯の土台」は大丈夫?2つのチェックリストでセルフチェックしてみよう!
今のお口の状態から、歯の土台の「現状リスク度」を判別します。
毎日の生活習慣から、歯の土台の今後の「悪化リスク度」を判別します。
歯ぐきが下がってきた
(歯が長く伸びてきた)
歯並びが悪くなってきた
歯と歯のあいだに食べ物が挟まりやすくなってきた
固いものを食べる時に、思わず歯をかばってしまうことがある
甘いものなど間食をよくする
ダラダラ飲んだり食べたりし続けることが多い
晩酌・寝酒をよくする
食後にウトウトしてしまう
あまり噛まずに食べる、早食いだ
野菜は嫌い、あまり食べない
1日のうち、長時間スマホを見ている
睡眠不足だ
※監修:宝田歯科医院院長 宝田恭子先生
普段の何気ない生活習慣にも、「歯の土台」リスクが隠れています。一見、歯には関係ないと思われることも、実は「歯の土台」に悪影響を与えていることも。1つでも心当たりがあったら見直していきましょう。
食事の後だけでなく、間食の後も歯磨きをしないと菌の塊(プラーク)は形成されます。特に砂糖などの糖分はプラークになりやすいので注意が必要です。
長い時間飲食が続くと、食べカスが口の中に残っている状態が続くことになります。するとプラークが増えやすくなってしまい、歯ぐきの炎症リスクが高まります。「歯の土台」のためには飲食の時間を決め、その後の歯磨きをしっかり行うようにしましょう。
睡眠中は唾液の量が減って菌が増殖しやすいため丁寧な歯磨きが大切です。酔うと歯磨きをせずに寝てしまったり、歯磨きが雑になってしまいがちなので気をつけましょう。
睡眠中は唾液の量が減り、お口の中の抗菌作用が低下します。そのため、食後歯磨きをしないで寝てしまうとプラークができ、歯ぐきに炎症が起こり、「歯の土台」が弱くなることにつながります。
食べ物をよく噛まないでいると、「歯の土台」への刺激が少なくなります。すると歯を支える骨の新陳代謝が促されず、「歯の土台」が弱くなってしまいます。「歯の土台」を強くするには、ひと口30回噛むのが理想的です。
食物繊維の豊富な野菜を食べることで自然と咀嚼の回数は増えます。野菜をあまり食べず、噛む回数が減ると「歯の土台」への刺激が少なくなり、歯槽骨の新陳代謝のバランスが崩れ、「歯の土台」が弱くなってしまいます。
スマホを長時間見ていると前傾姿勢(猫背)になってしまいがちです。猫背は正しい噛み合わせ位置をずらしてしまったり、唾液の分泌がされにくくなってしまうので注意が必要です。
睡眠不足になると、菌と戦ってくれる血液の白血球の減少を招くため、体の抵抗力が低下し、炎症が悪化しやすくなります。疲労やストレスでも歯ぐきが腫れるなど、体の抵抗力次第で「歯の土台」の状態も悪化するため、質の良い睡眠で体の回復を心がけましょう。
※監修:宝田歯科医院院長 宝田恭子先生
歯を支える骨は、他の組織と同じように、常に代謝が行われており、「つくる」活動と「こわす」活動が常に繰り返されています。健康な状態であれば代謝のバランスがとれ、「歯の土台」は維持できるので歯をしっかり支えられます。
しかし歯周病になると、骨を「こわす」活動が増えてバランスが崩れ、骨が過剰に破壊されてしまいます。放っておくと、歯を支える土台が弱まり、やがて歯を失うことに繋がります。
歯周病(歯槽膿漏・歯肉炎)になる前に、歯の土台ケアを始めましょう。薬用成分オウバクエキスは歯を支える骨を「こわす」活動を抑制する成分。 歯を支える強さを維持する働き、歯ぐきをひきしめる働きで、「歯の土台」を守る力を引き出し、歯槽膿漏を予防します。
毎日のケアには、オウバクエキスが「歯の土台」を守る力を引き出し、歯槽膿漏を防ぐ 「デントヘルス 薬用ハミガキSP」がおすすめです。