歯周病の活動期と静止期について|歯槽膿漏対策ならデントヘルス

歯周病の活動期と静止期について

歯周病は活動期と静止期をくりかえす病気です。

歯周病は身体の抵抗力が強いときには、進行を一時的に停止し、静止期に入ります。
しかし静止しているだけで治ったわけではありません。
身体の抵抗力が弱まると、歯周病は、また再び活動期に入り、症状が現れ進行してきます。

歯周病は活動期と静止期をくりかえして、静かに症状が進行していく病気です。

活動期と静止期を繰り返しながら静かに進行していくイメージ

抵抗力の低下で活動期(腫れや出血などの自覚症状がある状態)と、静止期(腫れや出血などの自覚症状が治まっている状態)を繰り返しながら軽度・中等度と静かに進行していき、重度(歯槽膿漏)で歯を喪失してしまう。

「ビジュアル 歯周病を科学する」
天野敦雄、岡賢二、村上伸也 p.42,44を元に作成

歯槽膿漏になる進行過程

健康な状態 歯と歯ぐきの間には1~2mm程度のすき間があります。歯肉炎 歯垢(プラーク)がたまった状態を放置すると、歯ぐきに炎症が起き、2~3mmのすき間ができます。歯槽膿漏(歯肉炎) 軽度 歯ぐきの炎症がひどくなり、歯周病菌が歯周組織に侵入。歯槽骨や歯根膜も破壊されはじめます。中等度 炎症がさらに拡大し、歯槽骨も半分近くまで破壊が進み、歯がぐらつきはじめます。重度 歯槽骨が半分以上破壊され、歯はぐらぐらになります。

イメージ図
参考:公益財団法人ライオン歯科衛生研究所ホームページ